NHK総合ドキュメント『穏やかでない最期~末期がんの“看取り医師”が伝えたかったこと~』
pr_yuko
東北臨床宗教師会
今回、山形県内の病院で活動する当会会員の妻鳥氏と
活動の場を同じくする緩和ケア医師である神谷先生に
講師をお務め頂きました。
人が亡くなる時、体と心はどのような変化を辿るのか?
近年普及しつつある、緩和医療は人の死にどのように関わるか?
医療者と宗教者が協働していく接点は?
私たちは今回の講演に向けて、このような問いを持ちながら、神谷先生を交えたオンライン対話を続けてきました。
その対話を反映した形で、神谷先生にご講演賜りました。
講演は、オンラインの利点を活かし、聴講者は東北会員だけに限らず、全国の臨床宗教師会員も聴講され、
聴講者数は40名となりました。
講演の中で、人が亡くなっていく臨死期の様々な症状や、患者が安心する説明の仕方について、
まずは医療の立場からご講演を頂戴し、そして質疑応答では、臨床宗教師から多数の質問がありました。
特に先生がどのように患者と向き合っていらっしゃるのかといった医療者としての
覚悟や、死生観といった本質的な質問が多く寄せられました。
その後も各地の臨床宗教師から、講演の反響をいただき、
今回の研修が多くの臨床宗教師にとって、いかに関心の高い内容であったかを窺い知ることが出来ました。
講演概要
令和3年9月18日(土)、下記内容にて東北臨床宗教師会主催によるZOOMでのオンライン研修会を開催致しました。
日 時:令和3年9月18(土)19:00~21:00
会 場:オンライン開催(Zoom)
講 師:神谷浩平先生(緩和医療専門医、一般社団法人MY wells 地域ケア工房代表)
題 目: 「臨終の過程について〜より良いケアと命の道しるべ〜 」
対 象:各地の臨床宗教師会会員、東者:40名