「カトレアの森」交流会に参加
東北大学病院産婦人科には、婦人科領域のがんの患者会「カトレアの森」があり、茶話会や交流会などの活動を行っています。「カトレア」という言葉には下記のような想いが込められております。
人間として、女性として、私たちは大きな試練を体験しました。治療の過酷さもさることながら、精神的なダメージを抱え、孤立感や不安の中で過ごす日々が続きました。過酷な治療のその後も、女性ならではの不安や副作用に悩みます。
そのような中、東北大学病院婦人科の病院スタッフの皆様のお陰で、患者の会を立ち上げることができました。病との闘いは「患者本人」「家族や支える人々」「医療スタッフ」が一体となった“総力戦”ともいえます。この会の交流の中から希望や慰めを見出して心の免疫力を高めていきたいと願っています。
カトレアの森という名前には「女性としての美しさと誇りを持ちつづけたい」「森林の持つ蘇生力・癒しのパワーを借りたい」という欲張りな願いを託しました。ひとりでは1本の木に過ぎないけれど、集まり助け合うことで新たな力を生み出したいと思っています。
[カトレアの森HPより]
7月6日(木)、私たち臨床宗教師(4名)も交流会にお誘いを頂き、ブレスレット作りや、茶話会など、参加者のみなさんと和やかな時間を共にさせて頂きました。共に学びあう貴重な機会になったと思います。
「カトレアの森」は、年に7~8回の茶話会(勉強会)や交流会の他、年4回の会報「カトレアの森だより」の発行、デイルームでの事務局開設を軸に活動しています。今後の予定や過去の会報も、下記のホームページで見ることが出来ます。御関心のある方はご覧になってみてください。
「カトレアの森」HP
http://www.ob-gy.med.tohoku.ac.jp/patient-cancer/index.html