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研修会「つらさや悲しさを抱える人々と生きる」についてご報告

pr_yuko

令和6年10月26日の12時半から16時までの3時間半、プラザホテルむつにて、心のケアに関心のある医療・福祉関係者を対象に研修会が開始されました。

「つらさや悲しさを抱える人々と生きる ~医療・福祉現場x宗教者の可能性を考える~」との表題で、2つのプログラムを行いました。

プログラム1では、臨床宗教師についての映像上映、事例紹介、質疑応答がなされました。
このプログラムの特徴は、宗教者ではなく、看護師などの立場で医療・福祉の現場で働く方々から活動紹介が行われた点にあります。臨床宗教師が行っている活動と関連が深いスピリチュアルケアについて准会員が紹介し、得も言われぬ辛さを抱える人に対して、どのようなアプローチを行っているか理解を深めました。

プログラム2では、医療・福祉機関と協働する臨床宗教師の活動紹介と、参加者とのグループワークが行われました。
前半では、自殺相談センター、緩和ケア病棟、訪問看護といった現場で活動する臨床宗教師から、それぞれ活動紹介がありました。多角的に臨床宗教師の活動を捉えた上で、次に臨床宗教師との協働の可能性を探るワークショップを行いました。参加者から出た意見を、付箋や模造紙を自由に使いながら磨き上げていき、どのような介入が考えられるか、臨床宗教師の未来を探りました。

3時間半というのは、短い時間だったかもしれません。ただ、巷の本やネットからは知り得ないであろう情報を得て、おそらくは参加者の方も満足できる内容だったのではないでしょうか。東北臨床宗教師会としても、青森県でお仕事をされている方々から貴重な意見を頂戴でき、思い描く将来像に幅が生まれました。

お忙しい中ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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