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三沢空軍基地のチャプレンチームと交流を行いました

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 2026年2月26日、三沢空軍基地に所属する The 35th Fighter Wing Chaplain team の皆さまと、東北臨床宗教師会の5名の会員が、交流会を行いました。日米の宗教者同士の相互理解を深めること、そして今後の交流の土台を築くことを目的とした企画です。

 基地車両で基地内に送迎いただいたのち、ドエル中佐からご挨拶をいただきました。ケアに従事するものとして大事にしている心構えや、チャプレンの経験から培われた人間観は、自然と興味が掻きたてられるものでした。

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その後、アメリカ南部の家庭料理を囲みながら、それぞれ自己紹介を行いました。チャプレンの方々やそのサポート役の方々と、食事をともにしながら打ち解けていくうちに、お互いに気になっていたことを率直に質問し合う時間となりました。

「どのようにしてチャプレンになるのか」「日本での活動における課題は何か」「倫理観をどのように醸成しているのか」など、活動の根幹に関わる質問が飛び交い、真摯な回答に耳を傾けました。他方、隣同士でペットや趣味の話題で盛り上がる場面もあり、宗教者であると同時に、一人の人間同士としての距離が縮まったように感じました。

 交流の後には、基地内にある教会(チャペル)の内部、つまり活動の本拠地となっている施設を見学させていただきました。安心して話ができるよう、声が外に漏れない設計になっている相談室や、赤ちゃんのためのプレイルーム、祈りのための部屋などが備えられていました。また、礼拝堂はカトリック・プロテスタント・無宗教のいずれにも対応できるよう設計されており、多様な信仰に寄り添う姿勢が空間そのものに表れていました。

 交流の御礼として、小山田会長から東北各地の特産品をお渡ししました。するとドエル中佐は今回の見学参加者に対してThe 35th Fighter Wing Chaplain teamのパッチと三沢空軍基地のコインを送ってくださいました。

 最後に、バスで移動しながら基地の見学を行いました。交流の途中「軍の戦略立案の際にチャプレンが関わることがある」との話がありましたが、その際に使っている建物などを実際に見ることができ、チャプレンが軍内部において欠かせない存在であることを改めて感じることができました。

 終始和気藹々とした雰囲気の中で温かく歓迎していただき、「今後も継続的に関係を築いていきたい」という思いが双方で一致しました。底しれない深い悩みを抱える方に対してケアを行う者として、大変学びのある、そして勇気をもらえるひとときとなりました。

 お忙しい中、大勢のみなさまで温かく歓迎していただいたこと、心から感謝を申し上げます。

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